社会貢献

社会貢献

滋賀子どもの心の
診療ネットワーク
(代表幹事:稲垣貴彦)

子どものこころ専門医が中心となり、一般精神科医、一般小児科医、一般開業医にも参加してもらい、福祉関係者や学校の協力を得ながら、全県型の連携体制を構築しています。琵琶湖病院はこのうち三次医療機関として役割を果たしています。

三次医療機関

入院が必要な症例を積極的に受け入れます。医療法と精神保健福祉法の規定により、この部分は精神科が務める必要があります。こころの問題が一旦生じると、数ヶ月単位の長期間の療養が必要になります。それを支え、更にできるだけ短縮するには子どものこころの専門医である精神科医、精神保健福祉士、公認心理師など、数々の人的資源が必要です。

滋賀子どものこころ
専門医研修施設群基幹施設
(研修統括責任者:稲垣貴彦)

滋賀県は人口約140万人に対し、未成年人口は約25万人、出生数は1万人超と、全国の中でも子どもの多い県です。様々な子どものメンタルヘルスに取り組むために、2019年に精神科、小児科だけではなく一般家庭医も参加する「滋賀子どものこころの診療ネットワーク」が設立されました。「滋賀子どものこころの診療ネットワーク」を中心に滋賀医科大学の協力のもと、2022年度末に児童思春期精神科専門病棟を開設予定の琵琶湖病院を基幹施設として、「滋賀子どものこころ専門医研修施設群」を設立し専門医の育成に取り組みます。