当病棟は地域移行ユニットとしてグループ活動を通して退院支援を行っています。
病棟グループには畑、レクリエーション、喫茶・退院支援の3グループあり、その他、精神保健福祉士を中心としたグループ活動、作業療法士が主導となっているくらし体験グループに分かれています。患者層の幅が広い当病棟ではそれぞれ患者さんのADLや特性などを考慮しながら多職種と患者が協働して様々な取り組みを行っています。
P2ユニットは、保護室2床・個室8床を含む満床58床の男女混合病棟であり、様々な精神疾患を有する患者さんの入院を受け入れています。2018年からは、児童思春期の患者さんも受け入れており、年齢層も児童思春期から高齢者までと幅広く入院されています。
入院期間は最大3ヶ月までとなっており、早期の段階で急性期の不安定な症状が改善できるよう治療・看護サービスを提供しています。看護方式は、受け持ち担当制を導入しており、受け持ち看護師を中心に主治医をはじめ、他のコメディカル(精神保健福祉士・公認心理師・作業療法士・栄養士・薬剤師)と連携を図りながら、入院生活をサポートしています。また、地域での生活援助として、訪問看護ステーションと密な情報共有をし、退院後の生活のサポートも行っています。
病棟レクリエーション(映画上映会・季節ごとの催し)を通して患者さんとスタッフが一緒に楽しみ治療生活ができるよう実施しています。
この病棟で働くスタッフの年齢層も幅広く新人看護師から経験豊富なベテラン看護師まで勤務しており、日々皆で相談しながら看護展開していき、一生懸命頑張っております。
様々な理由により自宅での安全確保が難しい患者さんや、素早い治療調整を希望される患者さん、外来診療では診断や治療の調整が難しい患者さんなど、幅広い層の患者さんを受け入れております。
ただし、重い身体合併症を有する患者さんや、著しい低体重の患者さん、身体合併症のための精神症状をお持ちの患者さんについては受け入れが困難ですので、ご了承ください。
主として長期にわたって医療依存度の高い患者さんをケアする療養病棟です。
終末期療養と看取りまでの長期療養にふさわしい医療が提供出来るよう、特に看護と介護のサービスの充実に努めています。病室は明るくゆったりとしたスペースで、快適な療養環境となるよう配慮しています。
スタッフ一同、地域の皆様に安心してご利用頂けるよう心掛けています。
寝たきり患者さんが多く、褥瘡を作らないように、スタッフ全員でボディメカニクスを習得し体位変換に気遣い安楽な姿勢を考案しながら日々介助に力を入れています。
又、状態の変化にいち早く気づき御家族への対応が速やかに行えるように心掛けています。
経験豊富なスタッフが多く、みんなで協力し合い業務に携わっています。
又、毎朝医療安全標語を復唱し、安全に医療が行えるように努めています。
明るく家庭的な雰囲気の楽しい職場です。